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2017年1月16日月曜日

「社会をひらく、NPOの力」 井上 基之(新潟NPO協会常務理事/事務局長)

新潟NPO協会は、2016121日、特定非営利活動促進法(通称NPO法)の施行日を記念してNPOフォーラム「社会をひらく、NPOの力」を開催した。
ご参加いただいた皆様に心より感謝するとともに、産官学金労言政が融合し、新たな可能性を見出す場になったのではないかと感じている。

タイトルの「ひらく」には、関係性を「開く」、普及の「啓く」、新しい道を「拓く」などの意味を込めた。基調講演からシンポジウムまで登壇者たちに一貫していたのは、ミクロ/メゾ/マクロの視点による社会へのアプローチ。
社会を「ひらく」ということは、例えるなら「バナナの皮で転んでいる人がいたら迷わず助ける(目の前の個別課題に対応するミクロの視点)」「バナナの皮が落ちていたら拾う地域にする(地域単位での課題解決に取り組むメゾの視点)」そして「バナナの皮を誰も捨てない社会を創る(社会への普及啓発を図るマクロの視点)」ということなのかもしれない。
NPOの自己満足で終わらない、可能性を体感する学びの多い時間であった。

しかし、フォーラムの開催にあたっては紆余曲折の繰り返し。
タイトルを決めるにも、社会を「ひらく」「変える」「動かす」「創る」等々の候補で迷うところから始まり、チラシのデザインもドアをイメージするか、風をイメージするか、荘厳さを取り入れるか。登壇者はどんな方々に来ていただくか。
参加者が直前まで変動し、席のレイアウトもひと騒動。
当日も鳥インフルエンザ騒動があり、新潟県知事の挨拶が流れるハプニング。
理事・職員の総力戦で乗り切ったが、事業としては多くの反省点が残った。


来年度以降もなんらかの形で、こうした取り組みは継続する方針だが、まずは足元を固めていかねばならない。新潟NPO協会が県域の中間支援組織として「社会をひらく、NPOの力」のエンジンとなるべく最善を尽くしていくので、皆様からもご指導ご鞭撻をお願いしたい。